長い独身時代と恋愛体験から学んだ、結婚への気づき

結婚カウンセリングで夫婦として歩む土台を学ぶ傍ら、私は過去の恋愛や独身時代を振り返ってみました。
「どうして今の人に出会えたのか?」という疑問にもつながる、自分の恋愛と人生の軌跡を整理します。
今回は第一回目の記事なので、シリーズ化して続けていく予定です。
1. 長い独身時代に描いた理想と現実
私は37歳で婚約、38歳で結婚しました。長い独身時代を過ごしたことで、恋愛経験や結婚のイメージを積み重ねる時間がありました。
恋愛はしていたけれど、結婚につながる条件だけでは相手を選べず、結婚を意識し始めたのは30代前半(32〜33歳ごろ)でした。そのとき「自分には結婚が必要だ」と気づき、真剣に向き合い始めました。※独身のままではダメ、という意味ではなく、私の性格や人生設計上、結婚が自然な選択だった、という話です。
周りの友人たちは、私よりずっと若い20代前半で結婚や出産を経験していました。友人の中には、学生時代から付き合っていた彼と結婚した子もいれば、職場や地元で自然に出会った人と早々に家庭を築いた子もいました。彼女たちの結婚はとても幸せそうで、私も嬉しかった反面、自分の人生ペースとは違うことを感じました。
その時期の私は、恋愛や結婚よりもまず仕事や夢、自分のライフスタイルを大切にしたいと思っていました。恋愛は楽しみつつも、結婚相手を探すことを急ぐのではなく、自分の価値観や人生の軸に合う人を見極める時間としていました。周りと比べて焦る必要はない、自分のペースで幸せを積み重ねることが大切だと学んだのです。
そして、結婚を願うときに最も大切だと感じたのは、「結婚していなくても満たされ、幸せであること」。その心の態度が自然と男性に魅力的に映り、真剣なお付き合いにつながるのだと実感しました。友人たちの幸せを喜びながら、自分の人生のタイミングで恋愛や結婚に向き合うことができたからこそ、後悔のない選択ができたのだと思います。
過去の恋愛で学んだこと
私は過去の恋愛で、多くのことを学びました。その中でも一番大きかったのは、「欠乏感から恋愛や結婚を求めると、自分に合わない相手に執着してしまう」ということです。自分の心の隙間を埋めるために誰かと付き合うのではなく、相手の性格や価値観、バックグラウンドを尊重しながら自然に恋愛感情を育てることが大切だと感じました。
例えば、相手に自分が持っていないものや得られなかったものを見つけると、つい「この人と一緒になりたい!」という気持ちが強くなりがちです。しかし、その心理状態では、相手とのバランスが取れず、長続きしない恋愛や片思いの状態が続くこともありました。恋愛の楽しさや学びは大きいですが、心の成熟度や自分自身の価値観を無視して進めると、うまくいかないこともあるのです。
また、海外での経験や異文化の中で見えてきたこともあります。日本の一般的な恋愛・結婚観が、自分にはしっくりこない部分が多くあったのです。「女性は家庭に」「働く女性は一人で大丈夫」など、固定観念やジェンダーの価値観に基づく助言を受けることもありました。私はそれを盲目的に受け入れるのではなく、自分と相手が話し合い、尊重し合って決めるべきだと考えていました。
さらに、海外キャリアや仕事を優先していた時期の恋愛観も影響しました。価値観や視野を共有できる人を見つけるのは簡単ではなく、好きだから一緒になるという単純な判断では乗り越えられない壁もありました。恋愛だけでなく、人生観や将来の方向性も大切だと学びました。
こうした経験の積み重ねが、今のパートナーとの出会いや結婚観につながっています。失敗や迷いも、今の夫と出会うための大切なプロセスだったのだと振り返ることができます。そして、恋愛の過程で自分の価値観や人生に対する姿勢を確認できたことが、結婚に向き合う大きな助けになったのです。
「結婚できないかも」と思っていた時期
海外経験や異文化の中で見えてきたことも多くありました。日本の一般的な恋愛・結婚観、特に「女性は家庭に」「働く女性は一人で大丈夫」といった固定観念やジェンダーの価値観には、どうしても違和感がありました。
実際に周りの人からは、こんなことを言われることもありました。
- 「こんなに仕事で活躍していたら、リサさんは一人でやっていけるわね」
- 「いつまで海外と行き来してるの? それじゃ結婚相手見つからないよ」
- 「女性はやっぱり家庭にいてほしいよね」
- 「そんな働き方してて、将来結婚して子どもを育てる時にどうするのか想像できないんだけど」
当時の私は、心の中で「なぜ女性だけに結婚や家庭を押し付けるのだろう」「私の人生や仕事をどうして心配するのだろう」と思わずにはいられませんでした。
ある友人との会話も印象的でした。
友人A:「リサちゃん、そんなに海外行き来してたら、良い人と出会えないんじゃない?」
私:「でも、それは自分の仕事や人生に必要な経験だから…」
友人A:「まあ、そうだけどね。でも女性ならそろそろ考えた方がいいんじゃない?」
一方で、海外の友人や外国人パートナーとの会話では、同じような価値観を押し付けられることはほとんどありません。例えば、カフェで話していた時のことです。
私:「日本だと、まだまだ“女性は家庭に入るもの”って言われることが多いのよね。」
すると彼は、少し首をかしげてこう言いました。
「でも、それっておかしくない?結婚って二人で築くものなんだから、どちらか片方だけに責任を押しつけるのは不自然だよ。役割は話し合って決めればいいことでしょう?」さらに続けて、こんなことも言ってくれました。
「あなたが自分の力でキャリアを積み上げてきたのは、誰にでもできることじゃないし、本当に価値のあることなんだよ。そういう姿勢ってすごく魅力的に映るし、海外だと“自分の人生を楽しんでいる女性”の方がむしろモテるんだ。逆に、誰かに好かれるために自分を小さく見せる必要なんて全然ないよ。」
こうした経験を通して、私は気づきました。結婚は社会の常識やステレオタイプに従うものではなく、パートナーと二人で築くもの。外部の価値観に流されず、自分たちの考えを話し合って決めることこそが大切なのだ、と。決めることを大切にしました。結婚は自分たち二人で築くものであり、社会の常識やステレオタイプに縛られる必要はないのです。
海外キャリアと恋愛観の関係
仕事や海外でのキャリアを優先していた時期は、恋愛よりも自己実現が第一でした。価値観や人生観を共有できる人を見つけるのは簡単ではなく、単純に「好き」という感情だけでついていくことはできませんでした。恋愛だけでなく、人生の方向性や将来設計も重要だと学びました。
恋愛経験が結婚につながる
こうした経験の積み重ねが、今の夫との出会いや結婚観につながっています。失敗や迷いも、今のパートナーに出会うための大切なプロセスだったと感じます。そして、恋愛の過程で自分の価値観や人生に対する姿勢を確認できたことが、結婚に向き合う大きな助けになったのです。
投稿者プロフィール

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37歳で婚約し、38歳で迎えた初めての結婚式の準備真っただ中に、大腸がんが見つかり大学病院へ緊急搬送されました。
ステージ3Bと診断され、手術・40日間の絶食、3カ月間の抗がん剤点滴治療を経験。
がんを抱えたまま挙式のために3日間の一時退院したことなど、闘病記を綴っています。
アラフォーに近づき、結婚に至るまでの恋愛で悩み、挫折した経験。
そして突然のがん闘病生活から始まった新婚生活。
私の経験が、同じように悩む読者の励みになれば幸いです。






