結婚式まであと8日― 病院から始まった、想像もしなかったカウントダウン ―

入院して手術の計画が進むまでを書いてから、少し時間が空いてしまいましたが、
今日はその続きを書こうと思います。

結婚式まで、あと8日。
本来なら、最終確認や美容ケアに追われているはずの時期を、
私は病院のベッドの上で迎えていました。

点滴の合間にスマートフォンを開き、
ベッドの上で資料を確認し、
病室で交わす夫との相談。

「まさか、式の10日前を病院で迎えるなんて」
そう思いながらも、不思議と心は落ち着いていました。

……というより正直に言うと、
身体がつらくて、もう頑張れなかった
それが本当のところです。

気持ちで前を向こうとしても、身体がついてこない。
無理に明るく振る舞う余裕もなく、
ただ目の前の一日をやり過ごすことで精一杯でした。

ここからは、
手術を控えながら迎えた、結婚式10日前からのカウントダウンの日々
その中で感じたこと、考えたことを、ありのままに綴っていきたいと思います。

入院初日、緊急で搬送されたあの日の強い痛みは、
少しずつ和らいできていました。
早朝の激痛で救急車に電話するものの、自分で動けそうだったので
タクシーを呼んで自らの足で指定の緊急病院へ向かいました。
けれども痛みは治まらずに強まるばかり。
大腸カメラをするために肛門から直接奥まで入れられた下剤が半端なく気持ち悪くて
お腹は痛いは直ぐに排便したくなるはで、、(腸に行き渡らせて軟便化させるためにできれば30分ほど時間を待った方がよいらしいのです)
倒れそうになるような大変さがあったことを今でも思い出します。
結局10分と待てなくて、5分くらいで排便、、。でも腫瘍で詰まっているため出て来ず、痛みは治まらずで苦しみました。

その痛みが徐々に和らいできたのは本当に助かりました。
とはいえ、初日から翌日にかけては痛みが治まらず、
何度か鎮痛剤の点滴を入れてもらい、
横になってようやく体が落ち着く、そんな状態でした。

同じ体勢でいるとまた痛くなるため、
体のだるさと痛みを抱えながら、
ほとんど眠るようにして過ごしていた記憶があります。

3日目頃になると、
お腹の違和感はあるものの、強い痛みはかなり和らぎ、
少しずつ動けるようになってきました。

毎朝6時には血液検査。
8時過ぎには腸の動きを確認するためのレントゲン。
詰まりがないか、きちんと流れているかを、毎日確認していきます。

「結婚式まであと少し」という現実と、
「その後には手術を乗り越える」という現実。


その両方を抱えながら過ごす、
不思議な時間が始まっていました。

投稿者プロフィール

Risa
Risa
37歳で婚約し、38歳で迎えた初めての結婚式の準備真っただ中に、大腸がんが見つかり大学病院へ緊急搬送されました。
ステージ3Bと診断され、手術・40日間の絶食、3カ月間の抗がん剤点滴治療を経験。

がんを抱えたまま挙式のために3日間の一時退院したことなど、闘病記を綴っています。

アラフォーに近づき、結婚に至るまでの恋愛で悩み、挫折した経験。
そして突然のがん闘病生活から始まった新婚生活。

私の経験が、同じように悩む読者の励みになれば幸いです。