急な下腹部の激痛…結婚式10日前に大腸がんで緊急入院した話

そんな調子が続き、消化器内科を受診する予約を入れていた日の早朝のことでした。

明け方5時前頃、急に下腹部に激しい痛みが走り目が覚め、その後は眠れなくなってしまいました。

「何だろう、この痛み!昨晩の食事が悪かったのかもしれない」
そう思ってトイレに駆け込みましたが、一向に出ず、痛みだけが残るばかり。

しばらくすると少し落ち着くのですが、5分もしないうちにまた激痛が走ります。
トイレから出て布団に横になり、痛みが治まるのを待とうとしましたが、いくら待ってもおさまりません。

「これはやばいかも……尋常じゃない痛みだ」

そう感じて、夫に自分の状態を伝え、早朝でも緊急外来で診てくれる病院を調べてもらうことにしました。

「救急車を呼ばなくても、自分で動けるかもしれないから、タクシーで行ける病院を教えてほしい」

そう伝えたところ、慌てた夫は、間違えてアメリカの救急番号「911」に電話をかけてしまいました。
彼は海外で育った経験があり、外国の緊急番号がすぐに頭に浮かんでしまったようです。
日本の番号とは違うため繋がらず、焦ってしまいました。

「いやいや、日本は119番だよ~💦」

と私がかけ直すと、すぐに繋がり病院を教えてもらうことができました。

ただ、緊急外来を案内してくれる番号は別のもので、再度かけ直す必要がありました。

(この後、1か所目の病院で診察を受けた結果、2か所目の大学病院に救急車で搬送されることになりました。なので、この時点で救急車を呼んでいてもよかったのかもしれません。ただ、普段は健康体の私が不用意に救急車を呼ぶのは控えたいと思っていました。)

この時、初めて知ったのですが、緊急外来を受け付けている病院を案内してくれる番号は「救急安心センター事業(#7119)」に電話するそうです。

♯7119

急なケガや病気のとき、救急車を呼ぶべきか、今すぐ病院へ行くべきか迷うことはありませんか?
そんな時に、医師や看護師、相談員など専門家からアドバイスが受けられる電話相談窓口が「救急安心センター事業(♯7119)」です。

相談内容を電話で詳しく聞いた上で、救急車を呼ぶ必要があるか、急いで受診すべきか、どの医療機関を受診すればよいかなどを案内してくれます。そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。
救急安心センター事業(♯7119)に寄せられた相談は、電話口で医師、看護師、相談員がお話を伺い、病気やケガの症状を把握して、救急車を呼んだ方がいいか、急いで病院を受診した方がいいか、受診できる医療機関はどこか等を案内します。

総務省消防庁ホームページより引用

夫に電話をかけ直してもらい、#7119の電話相談窓口で紹介された病院の中から、一番行きやすい場所を選びました。緊急外来に「タクシーですぐ向かいます」と伝えてもらい、夫がUberを呼んでくれました。
実は夫、仕事の合間に時々Uber Eatsをしてお小遣い稼ぎをしているので、ポイントが結構たまっていたようです。今回はそのポイントを使い、約5km離れた病院まで向かいました。

私は何とか着替えを済ませ、自宅の外でタクシーを待ちました。
車内でも痛みは続き、頭がぼーっとしていた記憶があります。

思い返すと、前日の昼過ぎから極度の頭痛があり、気持ち悪さも伴っていました。
1月の寒さが続く中、たまたま暖かい日だったので、自律神経の乱れか脱水症状かと自己判断し、スポーツ飲料をたくさん飲んだことを覚えています。

私は車酔いしやすいタイプですが、その日も夫の運転する車に乗り、教会に向かっていました。頭痛は収まらず、むしろ少しずつ強まっていたように思います。

教会に着いて礼拝に参加し、牧師のメッセージを聞きながらも、痛みが気になって言葉が頭に入ってきません。
集まっていたメンバー数名に「頭痛薬持っていませんか?」と尋ね、市販薬を分けてもらい飲みましたが、それでも改善せず…。結局、礼拝の途中で車に戻り、横になって休むことにしました。

投稿者プロフィール

Risa
Risa
37歳で婚約し、38歳で迎えた初めての結婚式の準備真っただ中に、大腸がんが見つかり大学病院へ緊急搬送されました。
ステージ3Bと診断され、手術・40日間の絶食、3カ月間の抗がん剤点滴治療を経験。

がんを抱えたまま挙式のために3日間の一時退院したことなど、闘病記を綴っています。

アラフォーに近づき、結婚に至るまでの恋愛で悩み、挫折した経験。
そして突然のがん闘病生活から始まった新婚生活。

私の経験が、同じように悩む読者の励みになれば幸いです。